【FP3級・2級】試験前日で不安な方へ。おすすめの準備・過ごし方解説
翌日に試験が控えていると、不安や焦りで落ち着かない気持ちになりますよね。
私自身も、前日は緊張でそわそわして、何をすればいいのかわからなくなっていました。
この記事では、私がFP試験(会場でのペーパー方式)を受験したときの体験談をもとに、前日の過ごし方をご紹介します。
現在はCBT(コンピューター試験)が主流になってきていますが、前日準備や心の整え方は、試験形式にかかわらず共通する部分が多いと感じています。
- 試験前日どう過ごしていいか分からない方
- 緊張しやすい方
- 実際の受験者の体験談を知りたい方

上記のようなお悩みを抱える方が、安心して次の日試験を迎えられるように願って記事を書きましたので、是非ご覧くださいね。
勉強について
新しいことを詰め込まない
どれだけしっかりと勉強してきたとしても、「ここはあまり手をつけられていないかも」という箇所が出てきてしまいますよね。
しかし、試験前日に新しい範囲や問題に手を出すと、かえって混乱を招いたり、不安が強くなってしまう可能性があります。
知識を定着させるというよりも、「できていないところ」にばかり目がいってしまい、自信を失う原因にもなりかねません。
そのため、私がおすすめするのは軽めの復習です。
- 3級受験時→全体の流し読み、暗記したところの再確認
- 2級受験時→全体の流し読み、暗記したところの再確認、計算問題
こうして書き出してみると、勉強量が多いように見えるかもしれませんが、いずれも「さらっと目を通す」程度で、時間もそれほどかけていません。
また、自分が不安に感じている分野にポイントを絞って確認するのも一つの方法です。

とにかく気負いすぎないことが大切です!
持ち物の確認:3段階でチェック
持ち物確認〜管理人よひらの場合〜
- 試験前日より前…試験要項を確認して、足りないものがあれば揃えておく
- 試験前日…試験要項と持ち物を確認し、もし忘れたものがあれば用意する
- 試験当日…最終確認
試験当日に慌てないためには、持ち物の確認を「前日」だけに頼らず、段階的に行うことが大切です。
私自身も、「前もって準備 → 前日の再確認 → 当日の最終確認」と、3段階で確認するようにしていました。
試験要綱は前もって済ませておく
まずは、試験前日よりも前の段階で、試験要項にしっかり目を通しておくことが大切です。
試験当日に必要なものや禁止事項など、大切な情報が記載されていますので、早めに確認し、足りないものがあれば事前に準備しておきましょう。
試験前日になると、緊張や不安で気が散りますので、余裕をもった行動が安心につながります。
試験前日は、持ち物をそろえて再確認
前もって準備していても、試験前日にはもう一度、試験要項と持ち物を確認しておきましょう。
もし見落としていたものがあっても、前日であればまだ対応できます。

当日だと焦りまくります!
持ち物はこのタイミングでカバンに入れておくと安心です。

朝の準備がスムーズになります。
試験当日は最終確認を忘れずに
前日に準備をしていたとしても、当日の朝には念のため、持ち物の最終確認を行うのが大切です。
前日カバンに準備した持ち物はちゃんと入っているか、万が一備え忘れたものはないかチェックしましょう。

持ち物をカバンから出して確認すると、しまい忘れがあるかもしれないので、なるべくカバンの中で確認が良いと思います!
このように、段階的に確認することで、落ち着いて試験当日を迎えることができます。
試験会場までのルート確認
試験当日は、試験内容ももちろんですが、「無事に会場に到着できるか」の不安が大きいという方も多いのではないでしょうか。
私自身、FP3級を受験したときは、久しぶりの試験だったこともあり、試験会場まで迷わずに行けるかどうかが心配でなりませんでした。
事前にルートを把握しておくことで、不安がぐっと軽くなります。
交通機関、所要時間を確認しておく
まずは、自宅から試験会場までの交通手段と所要時間をしっかり調べておきましょう。
使う電車やバスの時刻、乗り換えの有無、会場最寄り駅からのルートなどを事前に確認しておくと、当日の移動がスムーズになります。
私はFP3級を受験した際、会場にたどり着けるか不安だったため、時間のある日に実際に現地まで下見に行ってみました。

駅から遠かったので実際に行って良かったと思います。
もし同じような不安を感じている方は、可能であれば一度現地まで行ってみるのもおすすめです。
とはいえ、なかなか時間を取るのは難しいと思いますので、無理のない範囲でOKです。
実際、私もFP2級を受験した際は下見に行きませんでした。
会場の場所は3級のときとは異なっていたのですが、前回も辿り着けたし大丈夫という気持ちがあったのが大きな理由です。

下見に行く時間を勉強に当てようと思ったのも理由の一つです。
自分が安心できる準備をすることが大事だと思います。
万が一に備え、別の予備ルートも調べておく
試験当日は、天候や交通トラブルなど予期せぬアクシデントが起こることもあります。
電車の遅延や運休、道路の渋滞などが原因で、会場に遅れてしまうことも十分に考えられます。
そのため、いつものルート以外にも、別のルートをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
たとえば、複数の電車が通っている場合は別の路線の確認、バスで行ける手段があるかどうかなどを把握しておくと、いざというときに慌てずにすみますね。
体調管理について
- 食事と睡眠
- 軽めのストレッチをして身体をほぐす
体調管理も大切な準備のひとつです。
勉強の成果を発揮するためにも体調を万全に整えておきたいですね。
私は試験前日、心と体のコンディションを整えることを意識して過ごしました。
❶食事と睡眠

私は胃腸が弱いです。
しかも緊張すると余計に胃腸が主張してきます
そのため、試験前日の食事は消化の良いものを選ぶように意識していました。
脂っこいものや刺激の強い食事は避け、体に負担をかけないことを心がけました。
また、睡眠については早く寝ることを意識しました。
私はFP2級を初めて受験したとき、試験前日に「もっとやらなきゃ」と思って夜遅くまで勉強してしまいました。
その結果、頭が冴えてしまってなかなか寝つけず、翌日は体調が万全とは言えない状態に。
その反省を活かし、2度目の試験前日は、早めにベッドに入って体を休めることを優先しました。
緊張や「まだやり残したことがあるかも」という気持ちもあり、すぐには眠れませんでしたが、それでも「体を横にして休む」だけでも効果があったと感じています。

「あまりできなかった」ではなく、「ここまで頑張った」と自分を褒めて眠りにつきましょう!
❷軽めのストレッチで身体をほぐす
試験前日になると、緊張や長時間の勉強による疲れで、身体が思っている以上にこわばっていることがあります。
私自身、前日の夜は肩や首が固くなっていて、「リラックスしたいのに体が休まらない…」と感じることがありました。
そんなときに取り入れたのが、寝る前の軽いストレッチです。
簡単な動きでも、ゆっくりと体を伸ばすことで、筋肉の緊張が和らぎ、自然と呼吸も深くなっていきます。
身体がほぐれてくると、精神的な緊張も少しずつ解けていくのを感じました。

私の場合は、寝つきが良くなりましたので、「なかなか寝つけないかも」という方にもおすすめです。
ストレッチも無理のない範囲でOKです。
ほんの数分でも、自分の心と身体を労わる時間を持てると、翌朝の目覚めも少し違ってくるかもしれませんね。
最後に 落ち着いて試験当日を迎えるために
今回は、試験前日を安心して過ごすためのポイントとして、
- 新しい内容を詰め込まず、軽めの復習にとどめること
- 持ち物の確認は段階的に行うこと
- 試験会場までのルートや所要時間を事前に調べておくこと
- 食事・睡眠・ストレッチなど、体調管理に気を配ること
といった点を、私自身の体験談をもとにご紹介しました。
試験前日は、どうしても緊張や不安が大きくなりがちですが、準備と心がけで、当日を落ち着いて迎えることができます。
また、試験当日の過ごし方の記事もご用意しておりますので、ご興味ありましたら是非ご覧ください!


