【FP3級・2級】試験当日ってどんな感じ?落ち着いて試験を受けるための過ごし方
FP3級・2級の試験当日は、いつもの日常とは違う独特の緊張感がありますよね。
勉強を頑張ってきたからこそ、緊張や不安でいっぱいになってしまうと思います。
そんな1日を少しでも落ち着いて過ごすために、事前の準備に加えて、当日の過ごし方もとても大切になってきます。

少しの工夫で気持ちが楽になったり、試験中に落ち着いて取り組めたりすることもありますので、当日の流れをイメージしておくだけでも安心感につながります。
この記事では、
- 試験当日、どんなふうに過ごせばいいのか不安な方
- 緊張しやすく、落ち着いて試験に臨めるか心配な方
- 実際の受験者の体験談が知りたい方
に向けて、試験当日の過ごし方について書いています
受験する方の不安が少しでも軽くなるように解説していきますね。
また、試験前日の過ごし方の記事もありますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

できるだけ気持ちを穏やかに保って、本番に集中できるよう、一緒に準備していきましょう。
朝〜起床から会場に着くまで〜
朝は早めに起き、余裕を持った行動を心がける
試験当日を落ち着いて迎えるために、まず大切なのは、時間に余裕をもって行動することです。
朝は早めに起きて、慌てずに準備し、余裕をもって試験会場へ向かいましょう。
また、持ち物の準備や、試験会場までのルート確認は前日までに済ませておくのがおすすめです。
当日の朝に「何か忘れていないかな」と不安になることも防げますし、気持ちにも余裕が生まれます。
家を出る前には、もう一度持ち物をチェックして、忘れ物がないかを確認しておきましょう。

家を出るまでに時間があったので、軽めのストレッチをして身体をほぐしました。リラックスできるのでおすすめです。
食事は、胃腸に負担をかけないものを選ぶのが安心です。
試験前に体調を崩さないためにも、普段から食べ慣れているものや、消化の良いメニューを意識しましょう。
交通トラブルを想定した行動
試験当日は、どんなに準備を整えていても、電車やバスの遅延など、予期せぬことが起こる可能性もあります。
私自身、過去に別の試験を受けた際、最寄り駅で電車が急に止まってしまったことがありました。
その日はたまたま早めに家を出ていたため、なんとか試験には間に合いましたが、駅のホームで時間だけが過ぎていくあの焦りは、今でも印象に残っています。
当時利用していた駅は乗り入れ路線が少なく、別のルートを選ぶには次の駅まで行かないといけない状況でした。

今思えば、バスでの行き方も調べておけば良かったです。
たとえば、バスでの行き方や、タクシーアプリの準備などもしておけたら、もっと安心だったかもしれません。
- 早めに家を出る
- 様々な交通トラブルを想定する
この2つを意識するだけで、試験当日の安心感はぐっと変わります。
とはいえ、「何か起きるかも」と考えるだけで、不安になってしまう方もいらっしゃいますよね。

それは私です!
そんなときにおすすめなのが、「もし何かあったら、こうしよう」と、あらかじめ行動を決めておくことです。
- 電車が止まったら、〇〇線の駅まで歩いて乗り換える
- どうしても間に合わなそうなときは、タクシーアプリを使う
- 駅で待つことになったら、音楽を聴きながら深呼吸して気持ちを落ち着ける など
いざというときの行動を“メモしておく”だけでも、頭の中が整理されて、「どうしよう…」という気持ちが和らぎます。
不安になりやすい方ほど、「何か起きたら困る」ではなく、「何か起きても大丈夫なように、備えておく」と考えることで、気持ちを整えやすくなると思います。

トラブルはつきものだと思っておくのもおすすめです!
会場に着いてから試験が始まるまで
私は、会場に着いてから試験開始までの時間をなるべく落ち着いて過ごすために、以下の3点を意識して行動しました。
- トイレの場所を事前に確認する
- 周りに流されず自分のペースを保つ
- 試験直前の勉強は軽めに留める

当日の緊張を少しでも和らげたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
トイレの場所を最初にチェックしておく
私はどんな場面でもトイレの場所を把握しておかないと落ち着かないタイプなので、会場に到着してまずトイレの場所を確認しました。
特に女性用トイレは、これまで行った試験会場ではどこも混雑していた印象があります。
現在はFP試験がCBT方式に変わり、私が受けた頃とは多少状況が異なるかもしれませんが、「混んでいるかもしれない」と想定して余裕を持って動くことをおすすめします。
周囲にのまれず、自分のペースを保つ
試験会場に入ると、周りの受験生の雰囲気に圧倒されることもあると思います。
私も初めは圧倒されてばかりでしたが、周りの人たちも同じように不安を感じながら、試験に挑もうとしている仲間だと思うと、少し緊張が和らぎました。
また、自分なりのリラックス方法を用意しておくのもおすすめです。

私は、ラムネを食べて心を落ち着けました。
試験直前の勉強は軽めに
試験直前に焦って新しい知識を詰め込もうとするのは、逆に不安を増やす原因になります。
私は「自分が最後にもう一度確認しておきたいところ」だけを、軽く見直す程度にとどめました。

計算問題も軽く確認しておきました。
試験中に心がけたいこと
焦らない
”焦らない”は、頭では分かっていても、実際に試験が始まるとなかなか実践するのは難しいです。
私がFP2級に1度落ちたとき、焦ったポイントをご紹介します。
- 難しい問題にあたった
- 解けそうだけど時間がかかって後の問題の時間配分が不安
- 周りの受験生たちの雰囲気に圧倒される
焦り始めると、いつもなら解けた問題も分からなくなってきます。
特に実技試験でその傾向が顕著に現れ、最後の方は心が折れてしまいました。
その経験を糧に、2回目受験した時は以下のことに気をつけました。
- いきなり難しい問題に出会った→後回し
- 解けそうだけど時間がかかって後の問題の時間配分が不安→後回し
- 周りの受験生たちの雰囲気に圧倒される→プラスの気持ちに切り替える
❶❷については、迷わず後回しにしました。
時間ロスも防げるし、”迷わず”がポイントで気持ち的にも切り替えができました。
❸については、以前は「周りの受験生たちはこんなに頑張っているのに、自分は全然ダメだ」と、試験中どんどんマイナスな気持ちになっていったことを覚えています。
そのため2回目受けた時は、「自分も負けずに頑張ろう」と気持ちを強く持つことで乗り切りました。
できる問題から確実に解いていきたいですね。

1度落ちたからこそ、試験の雰囲気が分かり、心の持ち方をどうすれば良いか考えることができました。
時間配分
時間配分については、特に2級を受ける方に実践してほしいです。
私の感覚では、FP2級になると格段に難しく感じたため、時間を意識しないと、解き終わる前に試験が終わることも考えられます。

特に実技試験では終了時間ギリギリでした。
見直しの時間も入れたいので、難しい問題や時間のかかる問題は後回しにするなど対策をとっていきたいですね。
6つの分野(ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継)で自分の得意不得意を考えながら、時間配分を考えてみましょう。
また模擬試験を受けるなど、本番前に予行練習ができると対策が立てやすいと思います。
試験後 やり切った自分を褒めよう
試験後は、やり切った自分を褒めて堂々と帰るのみです!
とにかく疲労感で体がフラフラするので、帰り道は気をつけましょう。
私はカフェで気分転換を兼ねて休憩して帰りました。

むしろ、カフェを楽しみに試験を乗り切りました笑
最後に 試験を受ける方へ
今回の記事では、私が試験当日に努めたことを書かせていただきました。
今まで勉強してきたことを100%発揮するためにも、落ち着いて余裕を持った行動を心がけましょう。

試験を受ける皆様が力を出しきれますように!

